当ブログと似た解釈の漫画がありました。
一般小説や漫画を読んでるときにぶち当たる突然のBLみが好きです。思いがけないとこで「こ、この二人デキてるジャン!?」と面くらう感覚「普段地味でおとなしいアイツが、脱いだらアベンジャーズ」みたいなロマンがあります。それでは聞いてください
— 下瀬川ひなる (@sirokuro5648) 2020年11月22日
「国語の教科書に人生狂わされた話 こゝろ編」① pic.twitter.com/DXATiYVApz
この漫画が外している一点がKの心理です。
「国語の教科書に人生狂わされた話 こゝろ編」⑥ pic.twitter.com/4IvFHQITYb
— 下瀬川ひなる (@sirokuro5648) 2020年11月22日
Kが先生に対して強い想いを抱いていたという解釈ですが、先生の下宿に移ることを渋ったことや、房州旅行に乗り気でなかったことからも、その解釈が勇み足であると判断できます。父親に勘当されたKにとって、唯一の「話せる仲」の人である先生が重要であったことは間違いありませんが、それは先生のKに対する想いとは同種ではありません。Kがお嬢さんに心を奪われていたことも確実です。
この一点を除けば、定番解釈よりも本質を突いています。
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